新選組へ ~ 連理之枝 ~
捕縛拷問
今夜もきぃさんは、会合
見張りもいないから、縁側で1人月見
うとうとして、そのままそこに倒れた
「琴!・・・琴!!」
「きぃさん? … おかえりなさい」
「どうしてこんな所にたおれて!?」
「月見してたら、寝たみたいです」
「脅かすな!!死んでるかと…!!」
「ごめんなさい」
どうやら、随分と肝を冷やしたらしい
「琴!今夜は、サラシを巻いておけ!」
「え?」
「狼が来るようだ」
「わかりました」
外の見張りが、増えたのだろう
「きぃさん?」
「なんだ?」
「なんでもない・・・」
「琴、狼は危ない!もう、関わるな!」
「きぃさん、だったらそばにいて下さい」
「すまん」
「ごめんなさい」
灯りがなくてもわかる
きぃさんと重なる視線
自然と口づけをする
初めて会ったときのように
ドキドキと、音を立てる心臓
御用改めするなら
朝方だ
土方さんは、俺が早起きなのを知っている
「きぃさん・・・」
「琴」
語りたいことが、たくさんあるのに
言葉が見つからない
さみしい
こんなに口づけをしても
まだまだ足りない
きぃさん・・・きぃさん・・・
見張りもいないから、縁側で1人月見
うとうとして、そのままそこに倒れた
「琴!・・・琴!!」
「きぃさん? … おかえりなさい」
「どうしてこんな所にたおれて!?」
「月見してたら、寝たみたいです」
「脅かすな!!死んでるかと…!!」
「ごめんなさい」
どうやら、随分と肝を冷やしたらしい
「琴!今夜は、サラシを巻いておけ!」
「え?」
「狼が来るようだ」
「わかりました」
外の見張りが、増えたのだろう
「きぃさん?」
「なんだ?」
「なんでもない・・・」
「琴、狼は危ない!もう、関わるな!」
「きぃさん、だったらそばにいて下さい」
「すまん」
「ごめんなさい」
灯りがなくてもわかる
きぃさんと重なる視線
自然と口づけをする
初めて会ったときのように
ドキドキと、音を立てる心臓
御用改めするなら
朝方だ
土方さんは、俺が早起きなのを知っている
「きぃさん・・・」
「琴」
語りたいことが、たくさんあるのに
言葉が見つからない
さみしい
こんなに口づけをしても
まだまだ足りない
きぃさん・・・きぃさん・・・