新選組へ ~ 連理之枝 ~
【誠】
血の臭い・・・
「くっ…」
顔を顰めながら、池田屋の中を進む
2階から入り、様子を伺いながら行く
刀がぶつかる音・・・
こっちか…!!
音のする方へ進むと、敵と向かい合う
沖田さんの姿
相手は、3人
しかし、様子がおかしい
「沖田さん!!替わります!!」
「誠くん…ごめん…」
バタン
沖田さんは、限界だったらしい
「俺が相手だ」
「小僧ごときに、やられてたまるかぁ!」
向かってくる相手の刀を避けつつ
懐に入り、鳩尾に肘を入れた
刀を持つ手を捻り、刀を奪い敵の喉を斬る
女だから、体力が劣る
短時間に勝負をつけなければ
残り2人
どちらが動く?同時?
俺からいくか…
1人の腹を斬り、蹴り飛ばす
残り1人が冷静に俺を見据える
こいつは手強そうだ
「吉田 稔麿と申す」
「冥土の土産に教えてやる
・・・徳川 春歩だ」
知れ渡っているであろう名前を教えた
「お前が!!くくっ飛んで火に入るだな
大人しく捕まれよ!」
「やれるもんなら、やってみな!!」
カキーーン
重っ
片膝を着きそうになるが、堪えて
体を回転させ、吉田を蹴る
怯んだ隙に、斬りつける
2階はこれで終わりか?
沖田さんをおんぶする
身長差が大きいから担ぎにくい
そこら辺の奴から紐をとり、体を固定した
細身の沖田さんだが、ふぅー重い
紅葉を背負って、訓練したのに
全然違うな
血の臭い・・・
「くっ…」
顔を顰めながら、池田屋の中を進む
2階から入り、様子を伺いながら行く
刀がぶつかる音・・・
こっちか…!!
音のする方へ進むと、敵と向かい合う
沖田さんの姿
相手は、3人
しかし、様子がおかしい
「沖田さん!!替わります!!」
「誠くん…ごめん…」
バタン
沖田さんは、限界だったらしい
「俺が相手だ」
「小僧ごときに、やられてたまるかぁ!」
向かってくる相手の刀を避けつつ
懐に入り、鳩尾に肘を入れた
刀を持つ手を捻り、刀を奪い敵の喉を斬る
女だから、体力が劣る
短時間に勝負をつけなければ
残り2人
どちらが動く?同時?
俺からいくか…
1人の腹を斬り、蹴り飛ばす
残り1人が冷静に俺を見据える
こいつは手強そうだ
「吉田 稔麿と申す」
「冥土の土産に教えてやる
・・・徳川 春歩だ」
知れ渡っているであろう名前を教えた
「お前が!!くくっ飛んで火に入るだな
大人しく捕まれよ!」
「やれるもんなら、やってみな!!」
カキーーン
重っ
片膝を着きそうになるが、堪えて
体を回転させ、吉田を蹴る
怯んだ隙に、斬りつける
2階はこれで終わりか?
沖田さんをおんぶする
身長差が大きいから担ぎにくい
そこら辺の奴から紐をとり、体を固定した
細身の沖田さんだが、ふぅー重い
紅葉を背負って、訓練したのに
全然違うな