新選組へ ~ 連理之枝 ~
【土方】
数日後
総司は、体調がいいからと自室に戻った
「土方さん後で来て下さい!」
総司が、俺を部屋に招くなんて
珍しい…
「総司」
「どうぞ」
用心の為、寝てろと言っておいたが
珍しい…
ちゃんと寝ていたらしい
「土方さん、誠くんのことなんですが」
「なんだ?」
「僕、少し意識があってね
誠くんが、徳川 春歩だと名乗るのを聞きました」
!!!
「徳川だといったのか?」
「はい!間違いありません!
でも、僕がきになるのは、記憶ですよ?」
「総司、記憶は戻っている
これは、内緒だぞ!
俺もこの前、知ったんだが
春頃から完璧らしい」
「そうだったんですか!!」
「しかし…徳川か…
それでな…記憶が無くて、会津なら
確かに安全だな
記憶が戻っていると知られたら
幕府に戻される
俊太郎は、知っていたんだな」
「土方さん、春頃ってことは
誠くんは、もしかして!!」
「あぁ!自分から、幕府を捨てて
新選組に来たんだ!
自由になるために!」
「自由…ですか」
「俊太郎の故郷に行くって約束してた」
「酷いですよ!紅葉様を捨ててまで!」
「酷いのは、まわりの奴らだろう
誠を皆で、利用しようとしているのだろう
そうでなければ、逃げたりしない!
記憶を失うほど、1人で色々抱えて
辛かったと思うぞ?
「そうですね…誠くんだもん
簡単な決断じゃないですよね!?」
「とにかく!!誰にも言うな!!」
「はい!」
数日後
総司は、体調がいいからと自室に戻った
「土方さん後で来て下さい!」
総司が、俺を部屋に招くなんて
珍しい…
「総司」
「どうぞ」
用心の為、寝てろと言っておいたが
珍しい…
ちゃんと寝ていたらしい
「土方さん、誠くんのことなんですが」
「なんだ?」
「僕、少し意識があってね
誠くんが、徳川 春歩だと名乗るのを聞きました」
!!!
「徳川だといったのか?」
「はい!間違いありません!
でも、僕がきになるのは、記憶ですよ?」
「総司、記憶は戻っている
これは、内緒だぞ!
俺もこの前、知ったんだが
春頃から完璧らしい」
「そうだったんですか!!」
「しかし…徳川か…
それでな…記憶が無くて、会津なら
確かに安全だな
記憶が戻っていると知られたら
幕府に戻される
俊太郎は、知っていたんだな」
「土方さん、春頃ってことは
誠くんは、もしかして!!」
「あぁ!自分から、幕府を捨てて
新選組に来たんだ!
自由になるために!」
「自由…ですか」
「俊太郎の故郷に行くって約束してた」
「酷いですよ!紅葉様を捨ててまで!」
「酷いのは、まわりの奴らだろう
誠を皆で、利用しようとしているのだろう
そうでなければ、逃げたりしない!
記憶を失うほど、1人で色々抱えて
辛かったと思うぞ?
「そうですね…誠くんだもん
簡単な決断じゃないですよね!?」
「とにかく!!誰にも言うな!!」
「はい!」