新選組へ ~ 連理之枝 ~
誠「帰りません」











誠「お世話になりました
とても…幸せでした
また、記憶なくしても
思い出すでしょうね!

ありがとうございました」


俺「誠…」

誠「近藤さん、山南さん
お元気で!!」

俺「いつでも、帰ってきていいからな!」

誠「ははっ 嬉しいです!!」




笑ってくれた






門まで見送りをしてくれた



誠「あっ!
近藤さん!おかえりなさい!!」

山「あははっ お見送りなのに」

誠「言い忘れてたから…」


俺「ただいま!」




誠の頭を撫でた




俺「また、会おう」


誠が笑う



誠「機会があれば…」


出来ない約束は、しない


そんな感じか?


涙ぐんでしまった



誠「山南さん!
近藤さんをよろしくお願いします!」

山「はい!」



取り戻すことは出来なかった

誠が帰らないと言った

何より、笑っていた



別れの挨拶はせずに



屯所に戻った






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