新選組へ ~ 連理之枝 ~
慶喜様に挨拶をしていると
綺麗な女性が入って来た
花見に行った、近藤さんと山南さんしか
側室を見ていないが
おそらく、側室のお芳様だろう
「紅葉狩りに、夏弥を連れて行くのは
お辞め下さいとお願いしたでしょう!」
「夏弥は、どうした?」
「連れて行かないと仰るなら、連れて参ります!」
「お芳、来客に失礼だぞ!!
夏弥を連れてこい!」
「紅葉狩りは、行かせませんからね!」
嵐のように、出て行った
慶「俺の側室だが、夏弥にベッタリだ…
恋仲の噂まで出ても、気にしておらん
最近、お芳は夏弥に似てきて困っておる」
俺「紅葉狩りに、行かせたくないのは
なぜでしょう?」
慶「昨日、夏弥が体調を崩したのでな
心配なのと、さみしいのだろう」
俺「体調は?」
慶「夏弥には、兄の子を世話させている故
疲れが出たようでな
大したことは、ないそうだ」
襖が開き
3つくらいだろうか?
子供を抱いた誠が入って来た
誠「輝知も、連れて行っていいか?」
慶「駄目」
誠「昭徳と昭則が行くのに?」
慶「遊びに行くわけでは、ないぞ!!」
誠「遊びのつもりだけど?」
慶「夏弥!!」
誠「うるせぇなぁ…お前の叔父上は…
やっつけろ!!」
誠が子供を降ろすと、ちょこちょこと
慶喜様に向かって、パタン
転けた
誠「慶喜!!転けさせんじゃねぇ!!」
理不尽だろ…
子供を起こして
誠「いけ!!」
ちょこちょこ
「えいやぁ」
と掛け声を上げ、慶喜様に抱きつく
誠「ごら!慶喜!やられろ!!」
慶「変な遊びを教えるな!!」
誠「輝知は、いい子だなぁ」
子供を抱き上げ、スリスリして
慶喜様を無視した
喜んで、きゃっきゃっと笑う子供に笑いかけてから
誠「お芳に預けたいけど、姿が見えないんだ…」
慶「お前を探している
なんだ、お芳に呼ばれて来たのかと
思っていた」
誠「めんどくせぇな…佐々木
探してこい!」
佐「はい」
綺麗な女性が入って来た
花見に行った、近藤さんと山南さんしか
側室を見ていないが
おそらく、側室のお芳様だろう
「紅葉狩りに、夏弥を連れて行くのは
お辞め下さいとお願いしたでしょう!」
「夏弥は、どうした?」
「連れて行かないと仰るなら、連れて参ります!」
「お芳、来客に失礼だぞ!!
夏弥を連れてこい!」
「紅葉狩りは、行かせませんからね!」
嵐のように、出て行った
慶「俺の側室だが、夏弥にベッタリだ…
恋仲の噂まで出ても、気にしておらん
最近、お芳は夏弥に似てきて困っておる」
俺「紅葉狩りに、行かせたくないのは
なぜでしょう?」
慶「昨日、夏弥が体調を崩したのでな
心配なのと、さみしいのだろう」
俺「体調は?」
慶「夏弥には、兄の子を世話させている故
疲れが出たようでな
大したことは、ないそうだ」
襖が開き
3つくらいだろうか?
子供を抱いた誠が入って来た
誠「輝知も、連れて行っていいか?」
慶「駄目」
誠「昭徳と昭則が行くのに?」
慶「遊びに行くわけでは、ないぞ!!」
誠「遊びのつもりだけど?」
慶「夏弥!!」
誠「うるせぇなぁ…お前の叔父上は…
やっつけろ!!」
誠が子供を降ろすと、ちょこちょこと
慶喜様に向かって、パタン
転けた
誠「慶喜!!転けさせんじゃねぇ!!」
理不尽だろ…
子供を起こして
誠「いけ!!」
ちょこちょこ
「えいやぁ」
と掛け声を上げ、慶喜様に抱きつく
誠「ごら!慶喜!やられろ!!」
慶「変な遊びを教えるな!!」
誠「輝知は、いい子だなぁ」
子供を抱き上げ、スリスリして
慶喜様を無視した
喜んで、きゃっきゃっと笑う子供に笑いかけてから
誠「お芳に預けたいけど、姿が見えないんだ…」
慶「お前を探している
なんだ、お芳に呼ばれて来たのかと
思っていた」
誠「めんどくせぇな…佐々木
探してこい!」
佐「はい」