新選組へ ~ 連理之枝 ~
翌朝
3人で散歩を楽しんだ
お芳が一緒で、気を使ったのか
散歩らしい散歩だった
芳「東宮様?首どうされたのですか?」
「刀があたったそうですよ」
ギクリと俺が反応したのを見逃さず
「慶喜様の刀でしたか?」
「はい… 申し訳ございません」
「助けて頂いたのにお礼が遅くなりました
ありがとうございます」
「東宮様、呼び捨てでお願いします
それに、敬語はお使いにならずとも良いのですが…」
「お世話になるのだから、慶喜様とお芳様に、無礼がないようにと中川宮から言われております…気にしないで下さい」
「しかし…」
「良いのです!
散歩までお付き合いして頂いて、嬉しいですから!
お嫌でなければ、ずっとご一緒して下さいませんか?」
芳「良いのですか!!」
「毎日、3人でですか?」
「ふふっ 楽しいじゃないですか!
駄目でしょうか?」
「ふっ 喜んで!!」
「ありがとうございます!!」
芳「東宮様!私、楽しみです!!」
「俺も、楽しみです!!」
夏弥とは、振る舞い方が違うが
お芳が惹かれているのがわかる
夏弥は、男として魅力がある
女同士、友達感覚であれば
さほど辛くないだろうが
お芳が真実を知ったら…
芳「慶喜様!?」
「あぁ…すまん
考え事をしていた」
芳「夏弥のこと?」
!!!
芳「やはり、そっくりですものね?
でも、東宮様は夏弥ではないわ
きっと、気にされていると思います
重ねては、失礼ですわ」
「そうだな…」
余計な心配だったか…
俺たちの少し先では、夏弥…いや
東宮様が地を歩く虫に向かって
「早起きだな!偉いな!」
と誉めていた
確かに…夏弥は、こんなに子供らしくない
お芳が隣にしゃがみ
「感心ですねぇ」
「まったくです」
2人とも可愛らしいので、笑った
「はっはっはっ…」
「慶喜様、何か面白いものがありましたか?」
芳「教えて下さい!」
「いやいや…其方らが可愛らしいのでな」
「ふ~ん」
芳「ヘンなの」
ひとつきと言わず、ずっと
一緒にいたくなってしまうな
2人を見ると、顔が緩む
・・・幸せだな
3人で散歩を楽しんだ
お芳が一緒で、気を使ったのか
散歩らしい散歩だった
芳「東宮様?首どうされたのですか?」
「刀があたったそうですよ」
ギクリと俺が反応したのを見逃さず
「慶喜様の刀でしたか?」
「はい… 申し訳ございません」
「助けて頂いたのにお礼が遅くなりました
ありがとうございます」
「東宮様、呼び捨てでお願いします
それに、敬語はお使いにならずとも良いのですが…」
「お世話になるのだから、慶喜様とお芳様に、無礼がないようにと中川宮から言われております…気にしないで下さい」
「しかし…」
「良いのです!
散歩までお付き合いして頂いて、嬉しいですから!
お嫌でなければ、ずっとご一緒して下さいませんか?」
芳「良いのですか!!」
「毎日、3人でですか?」
「ふふっ 楽しいじゃないですか!
駄目でしょうか?」
「ふっ 喜んで!!」
「ありがとうございます!!」
芳「東宮様!私、楽しみです!!」
「俺も、楽しみです!!」
夏弥とは、振る舞い方が違うが
お芳が惹かれているのがわかる
夏弥は、男として魅力がある
女同士、友達感覚であれば
さほど辛くないだろうが
お芳が真実を知ったら…
芳「慶喜様!?」
「あぁ…すまん
考え事をしていた」
芳「夏弥のこと?」
!!!
芳「やはり、そっくりですものね?
でも、東宮様は夏弥ではないわ
きっと、気にされていると思います
重ねては、失礼ですわ」
「そうだな…」
余計な心配だったか…
俺たちの少し先では、夏弥…いや
東宮様が地を歩く虫に向かって
「早起きだな!偉いな!」
と誉めていた
確かに…夏弥は、こんなに子供らしくない
お芳が隣にしゃがみ
「感心ですねぇ」
「まったくです」
2人とも可愛らしいので、笑った
「はっはっはっ…」
「慶喜様、何か面白いものがありましたか?」
芳「教えて下さい!」
「いやいや…其方らが可愛らしいのでな」
「ふ~ん」
芳「ヘンなの」
ひとつきと言わず、ずっと
一緒にいたくなってしまうな
2人を見ると、顔が緩む
・・・幸せだな