新選組へ ~ 連理之枝 ~
東「よし!!帰るぞ!!」
解決!!と、ばかりに東宮様は立ち上がり
スタスタと部屋を出ようとする
慶「もう…よいのですか?」
東「よかろう?帰って仕事をせねばな」
伊「東宮様、本日はお忙しい中ありがとうございます」
東「伊東、お主は新選組の参謀であったな?
ならば、問題を見て見ぬ振りはするな!
気づいていただろう?
暖かくなれば、不衛生は疫病を作る
何事も未然に防ぐ努力をせねばな」
ニヤリと伊東に笑いかけた
伊「勉強になります」
伊東はたしか…夏弥のこと嫌いって、言ってたはずだがな!!
…ふんっ
東宮様とわかるやいなや
手のひら返しやがって!!
二条城へ戻るまでに、明日の段取りを考えよう
と思ったが…
まったく良い考えが浮かばず
東「慶喜様、明日ですが…佐々木さんと
外出させてもらいますね!」
慶「わかりました」
何なんだよ!!
散々悩ましといて!!
ムッとしていると
東「佐々木さん?よろしくお願いします」
にっこり
!!!!!
「こちらこそ!!」
驚いた!!
夏弥は、俺に笑いかけてきたことは
1度もない
心臓がドキッと音を立てるほど
驚いた
そして、それと同時に夏弥は、いない
そう、確信した
黒谷へ戻るまでの道のり、少し涙ぐんだ
この件が片付いたら… もう…会えない
年こそ離れているが、本当に夏弥を親友と
ずっと思っていた
それも、もう…駄目なのだな
解決!!と、ばかりに東宮様は立ち上がり
スタスタと部屋を出ようとする
慶「もう…よいのですか?」
東「よかろう?帰って仕事をせねばな」
伊「東宮様、本日はお忙しい中ありがとうございます」
東「伊東、お主は新選組の参謀であったな?
ならば、問題を見て見ぬ振りはするな!
気づいていただろう?
暖かくなれば、不衛生は疫病を作る
何事も未然に防ぐ努力をせねばな」
ニヤリと伊東に笑いかけた
伊「勉強になります」
伊東はたしか…夏弥のこと嫌いって、言ってたはずだがな!!
…ふんっ
東宮様とわかるやいなや
手のひら返しやがって!!
二条城へ戻るまでに、明日の段取りを考えよう
と思ったが…
まったく良い考えが浮かばず
東「慶喜様、明日ですが…佐々木さんと
外出させてもらいますね!」
慶「わかりました」
何なんだよ!!
散々悩ましといて!!
ムッとしていると
東「佐々木さん?よろしくお願いします」
にっこり
!!!!!
「こちらこそ!!」
驚いた!!
夏弥は、俺に笑いかけてきたことは
1度もない
心臓がドキッと音を立てるほど
驚いた
そして、それと同時に夏弥は、いない
そう、確信した
黒谷へ戻るまでの道のり、少し涙ぐんだ
この件が片付いたら… もう…会えない
年こそ離れているが、本当に夏弥を親友と
ずっと思っていた
それも、もう…駄目なのだな