新選組へ ~ 連理之枝 ~
【夏弥】
逃げたかった・・・
何もかも中川宮に話して、逃がして貰おう
そう思って中川宮の部屋へ
俺が逃げようと思ったきっかけは
睦仁と契りを交わしてしまったからだ
もちろん、俺の意思ではない
天子から、婚礼の話もあった
俺は、どうにか逃げている
そろそろ限界だ
契りを交わしてわかったこと・・・
病だけではなく、契りを交わしていれば
怪我も移せる
睦仁の怪我を移せた
睦仁は、力を使うなと言う
でも、虚弱な為月に1度は、体調を崩す
もう半年、病を貰っては治してを繰り返している
この力を使い始めて血の臭いが平気になった
平助の御守りももっているが
ずっと口の中が血の味
食欲もない
お芳は、子が流れそうになっていた
力を使い俺に移した
御所に戻ってすぐ、自室で倒れた
間違いない
俺は・・・睦仁の子を宿していた
それに気づかず、お芳のを移した
また・・・
毎朝、様子を見に来る睦仁の世話役は
俺が女だと知っている
すぐに俺の様子に気づいて医者を呼んだ
三度目だった
逃げたかった・・・
何もかも中川宮に話して、逃がして貰おう
そう思って中川宮の部屋へ
俺が逃げようと思ったきっかけは
睦仁と契りを交わしてしまったからだ
もちろん、俺の意思ではない
天子から、婚礼の話もあった
俺は、どうにか逃げている
そろそろ限界だ
契りを交わしてわかったこと・・・
病だけではなく、契りを交わしていれば
怪我も移せる
睦仁の怪我を移せた
睦仁は、力を使うなと言う
でも、虚弱な為月に1度は、体調を崩す
もう半年、病を貰っては治してを繰り返している
この力を使い始めて血の臭いが平気になった
平助の御守りももっているが
ずっと口の中が血の味
食欲もない
お芳は、子が流れそうになっていた
力を使い俺に移した
御所に戻ってすぐ、自室で倒れた
間違いない
俺は・・・睦仁の子を宿していた
それに気づかず、お芳のを移した
また・・・
毎朝、様子を見に来る睦仁の世話役は
俺が女だと知っている
すぐに俺の様子に気づいて医者を呼んだ
三度目だった