新選組へ ~ 連理之枝 ~
【沖田】


見てしまった



伊東さんの部屋から、中々出てこないから

気になって、土方さんと部屋に行こうとした


廊下に出てきた二人は、口づけを交わし


笑い合って…まるで恋仲の関係で


僕達には、見せない笑顔を見せていた



だから




土方さんを置いて、その場を去りました


胸の締め付けられる痛さ


なんで!?


僕じゃないの?


なんで!?


嫌いって言ってたじゃない!!


狂いそうなくらい、嫉妬してる






そして、伊東さんは幹部会議の日

誠を悪く言う平助を一喝した


その言葉は、僕を責める言葉でもあった


僕は、誠の辛さに気づかなかった

伊東さんは、気づいたのに…





僕の嫉妬は、増した




渡さない!!誠は、僕の初恋なんだから!!



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