新選組へ ~ 連理之枝 ~
誠「あっ!!平助!!」

近藤さんと離れて、今度は平助のもとへ


誠「平助、あのさ…
平助が俺を嫌いになっても
俺は大好きだから!!
平助のこと本当の兄と思ってるから!!」


平助が辛そうに笑った


藤「ごめんな… 八つ当たりして
俺も誠が大好き!!」


あぁ 平助も誠のこと…

つれぇな・・・兄貴はよぉ



誠「原田さんさぁどうなったんです?」

原「誠のおかげでうまくいってる」

誠「でしょうねぇ!?
色気が無駄に…いにゃいー」


左之が誠の両頬を摘まんだ


原「無駄ってなんだ?あぁ?腹切るか?」

斎「だめだ!!誠の腹は、切らせん!!」

総「そうですよ!! ギロッ」


原「きりません」


原田は、総司と斎藤に弱い


永「誠、おかえり」

誠「ただいまです」


こういうとこ、やっぱり永倉は大人だ

ガバッ

永「誠~会いたかったぞぉ!」

誠「俺もです」


やっぱり、大人じゃねぇ



「誠、今日は泊まれるんだろ?」

誠「はい!よろしくお願いします!」



佐「俺も頼む!」

誠「お前は、帰れよ!仕事あんだろ?」

佐「ふんっ!非番だ!!」

誠「いつ働いてんだよ!?
大概、慶喜と遊んでねぇか?首にするぞ!」

佐「夏弥~俺が帰ったらさみしいくせに?」

誠「ないな」


うん、ないと思う



佐「仕方ない、俺も宴に参加しよう!」

誠「ばかなの?」

佐「んだとごら!!」

佐々木殿が誠を抱っこした

誠「佐々木の馬鹿力!!はなせ!!腐る!!」

佐「腐るか!バカ!よしよし!!夏弥~」

誠「やめろ!!本格的に腐る!!」



はははっ・・・


年が離れた親友ね・・・


「佐々木殿、あんまりすると体調が悪くなります!そろそろ放して下さい!」


誠「ありがとう!土方さん!!」


解放されて、嬉しそうだな


誠の頭を撫でてやった


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