新選組へ ~ 連理之枝 ~
【土方】

「永倉…俺、禿げてるか?」

「ふさふさだろ?」

「誠が何考えてんのか、読めねぇ
永倉…お前も禿げだと思われているぞ?」

「なんで!?」

「本物か?って、カツラか?ってことだろ?あいつ、なんで今確認するかな……」

「ぷはっ!!」

突然笑い出した永倉を冷ややかに見る

「土方さん、誠といつもそんな遊びしてんのか?」

「遊んでねぇよ!!」

「誠がなんで、俺らをカツラって……
ぷっくくくく……あははははは」

地味に俺は、気にしている
笑えない……


「口固いです!…だって!!クククッ」

「いつまで笑ってんだよ!!うるせぇ!」


烝「副長」

「山崎、原田、ご苦労だったな!」

原「新八…何笑ってんだ?」

永「誠がよぉ「黙ってろ!!」 」

ひろめんじゃねぇよ!ったく!!


「山崎……誠がどこまで今日のことを
覚えているか、さぐりを入れてくれ
着替えろって言ったら、自分の部屋に
向かった……着替えは、お前の部屋だろ?」




「わかりました」



原「また、倒れたのか?」

永「あぁ……敵を斬ってから
口調が変わってな…」

原「この前もそんなだったな
頭抑えてさ」

永「そうそう!!ふらっと倒れてさ
近くにいたから、支えたけど」


この前と、同じか…
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