新選組へ ~ 連理之枝 ~
翌日
皆の予想通り、富沢さんが来た
俺のさみしさ返せ!コノヤロ-!!
「誠と町へ行ってくる」
2人で町を歩く
「誠…兄弟は?」
「あの……富沢さん、俺……」
「すまん!聞かれたくなかったか?」
「いえ!!覚えてないんです!」
「なに…?」
「記憶が無くなってしまうみたいで…」
「難儀だな」
「自覚ないので……」
「そうか……」
たくさん話をした
こんなに人と話すなんて、驚きだ
屯所に戻ると、佐々木さんがいた
拒否反応だろう
富沢さんにしがみついた
佐「なんだ?ずいぶん甘えん坊になったな?」
悔しい……
佐々木さんにバカにされるなんて
佐「抱っこしてやろうか?」
「結構です」
富「よいせっと」
富沢さん……佐々木さんの前は困ります
抱っこされてしまった
体格差が憎い!!
軽々と抱っこされているんだから
富「富沢 忠右衛門と申します」
佐「佐々木 只三郎と申します」
2人が挨拶しているけど…
俺…眠…く……て
……やば……い……