新選組へ ~ 連理之枝 ~
【土方】
富沢さんは、子供を亡くしている
恐らく、誠に面影があるのだろう
しかし…
誠がこんなに、富沢さんに懐くとはな……
富沢さんと星見をしているのをみた
富沢さんは、泣いていた
その後、2人は笑い合っていた
佐々木さんには、残念だが……
誠は、警戒心が強いのに
富沢さんに抱っこされて、眠ってしまうんだから
敵わねぇな
「俺の部屋に連れてきて下さい!
布団敷きますから!」
富沢さんが、誠を布団おろした
「富沢さん……ありがとうございます」
「なんだ?トシ?」
「誠は、誰にも心をゆるさないから」
「許しているから、ここにいるんだよ
仲間がいるから、甘えることができる
俺は、誠に救われたよ…
あの子が生きていたら、誠くらいかな」
「ぶふっ…誠、17なんですよ」
「ええ!!!「しぃーーーー!」 」
「てっきり10くらいかと……」
「小せぇからな…はははっ」
「こんな小さな体で、色々抱えてんだろ?
記憶が無くなるんだって…聞いたよ……
トシ……今朝、頼まれただろ?
誠は、ちゃんと笑えるよ!
普通に笑っていたよ!
仕事ばかりさせるな」
「あぁ息抜きさせねぇとな……」
愛おしい我が子を見る目で、誠を見つめる
富沢さんと誠…本当に、親子みたいだな
今朝、2人が出掛ける前に
富沢さんにお願いしていた
誠が笑うか見て欲しいって…
ちゃんと……か……
富沢さんは、子供を亡くしている
恐らく、誠に面影があるのだろう
しかし…
誠がこんなに、富沢さんに懐くとはな……
富沢さんと星見をしているのをみた
富沢さんは、泣いていた
その後、2人は笑い合っていた
佐々木さんには、残念だが……
誠は、警戒心が強いのに
富沢さんに抱っこされて、眠ってしまうんだから
敵わねぇな
「俺の部屋に連れてきて下さい!
布団敷きますから!」
富沢さんが、誠を布団おろした
「富沢さん……ありがとうございます」
「なんだ?トシ?」
「誠は、誰にも心をゆるさないから」
「許しているから、ここにいるんだよ
仲間がいるから、甘えることができる
俺は、誠に救われたよ…
あの子が生きていたら、誠くらいかな」
「ぶふっ…誠、17なんですよ」
「ええ!!!「しぃーーーー!」 」
「てっきり10くらいかと……」
「小せぇからな…はははっ」
「こんな小さな体で、色々抱えてんだろ?
記憶が無くなるんだって…聞いたよ……
トシ……今朝、頼まれただろ?
誠は、ちゃんと笑えるよ!
普通に笑っていたよ!
仕事ばかりさせるな」
「あぁ息抜きさせねぇとな……」
愛おしい我が子を見る目で、誠を見つめる
富沢さんと誠…本当に、親子みたいだな
今朝、2人が出掛ける前に
富沢さんにお願いしていた
誠が笑うか見て欲しいって…
ちゃんと……か……