雨恋~雨のちキミ~
※※※
「はぁ、水月先輩かっこよかったわぁー」
「はいはい」
「ちょっとぉー、流さんとってよ」
月曜日の昼休み
友達の甲斐柚羽(かいゆう)に、土曜日の話を聞かせていた
それなのに、柚羽は素っ気ない
「そんなことよりさ」
「そんなことって…。先輩をそんなこと扱いせんとってや」
「だって、うちにはどうでもえーことやもん」
先輩ネタには相変わらず冷たいし
「先輩、めちゃくちゃかっこえーのに…」
「人の好みはそれぞれ。うちには彼氏が居るから、先輩なんか興味ない」
手のひらを左右に払い、あしらわれる
「もうすぐ、付き合い始めて1年やっけ?」
柚羽には中学時代から付き合ってる彼氏が居るらしい
「うん、そー」
「相変わらずラブラブ?」
「………ま、一応。することはちゃんとしてるけど…、後は千賀のご想像に任せるわ」
え………
『することちゃんとしてる』って…
え、もしかしてやけど
もしかしてやけど
やっぱ、その男女の営みというか…
その手のやつ、やんね…?
カァッと顔が熱くなる
「ぶっ、アンタ顔真っ赤。何想像してんの」
俯いたあたしの顔を覗き込み、柚羽がお腹を抱えて笑い出した
「はぁ、水月先輩かっこよかったわぁー」
「はいはい」
「ちょっとぉー、流さんとってよ」
月曜日の昼休み
友達の甲斐柚羽(かいゆう)に、土曜日の話を聞かせていた
それなのに、柚羽は素っ気ない
「そんなことよりさ」
「そんなことって…。先輩をそんなこと扱いせんとってや」
「だって、うちにはどうでもえーことやもん」
先輩ネタには相変わらず冷たいし
「先輩、めちゃくちゃかっこえーのに…」
「人の好みはそれぞれ。うちには彼氏が居るから、先輩なんか興味ない」
手のひらを左右に払い、あしらわれる
「もうすぐ、付き合い始めて1年やっけ?」
柚羽には中学時代から付き合ってる彼氏が居るらしい
「うん、そー」
「相変わらずラブラブ?」
「………ま、一応。することはちゃんとしてるけど…、後は千賀のご想像に任せるわ」
え………
『することちゃんとしてる』って…
え、もしかしてやけど
もしかしてやけど
やっぱ、その男女の営みというか…
その手のやつ、やんね…?
カァッと顔が熱くなる
「ぶっ、アンタ顔真っ赤。何想像してんの」
俯いたあたしの顔を覗き込み、柚羽がお腹を抱えて笑い出した