馬鹿の使い方


次の日‥

廊下でちょっと愛沢に会った

目が合ったけど
すぐそらされた


もうきらわれてるんだろう

だから‥

喋りたくもないんだろう‥



ごめん‥

俺‥もう話さないから‥



そして一週間がたって

階段であいつと会った


でもあいつは急にたおれだす


「響果!」


無意識に響果って呼んでて

響果を急いで保健室まで連れて行った。


「大丈夫よ。ただの寝不足よ」

「そうっすかー」


ってか寝不足!?

なんで寝てねーんだよ‥



響果‥



「先生は職員室戻るから
なにか会ったら呼んでちょうだい」

「わかりました」


先生が保健室を出た後

俺は響果の方に行って

響果の頭を俺の手で撫でた


「りゅ‥ぅ‥」

「え!?」


多分寝言だろう

かわいいすぎんだろ!?


反則だよ馬鹿



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