君に捧げる花束を
「挨拶とか、同じ委員になった時の仕事とかはしてくれるけど、遊びとか話とかめっちゃ素っ気なくなるの。」
美乃莉があーあっと声をあげてゴロンと横になった。
けれど、そこで清花はふと思う。
函南君って、誰に限らずいつも無愛想じゃないっけ?
「うちの友達もそれされてちょーへこんでたー。ラインなんて既読無視だしさー…。」
「そんな冷たいのに、なんで美乃莉ちゃん達ははめげてないの?」
まりあが不思議そうに尋ねた。