君に捧げる花束を







「めげてるよ。皆がそんな風にフラれちゃったから、あたしは告白なんかできないし。

だったら、普通に話したり帰ったりできたらなーって思ったんだー。」





「ほとんど、話できてないし、帰ったりしたことないけどねー。」






渚波ちゃんが悲しそうに呟く。






「うん…まあ、それでもさ………」








「?」






「顔、めーちゃかっこいいんだもんー!!!」



「ねーっ!!!」







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