君とカフェで会えたら
Little・rabbit(リトル・ラビット)に入り色々な服を見て麻友は自分が気になった服を何着か試着した。
お店に入って一時間ほど悩んで麻友は一番最初に手に取ったパステルカラーの黄色い花柄のノースリーブワンピに決めた。麻友は何を着ても似合うけど、今回買ったワンピースを着ると更に可愛く見えた。
麻友は元々地毛が茶色でいつも長い髪を綺麗に巻いていて顔も少し日本人離れしていた。
実は麻友はお祖父ちゃんがドイツ人のクウォーターである。
その事が分かったのは、友達になったその日に麻友が自分から告白した事で判明したのだった。
私はそれに納得したような驚いたような、とにかく最初はびっくりしたのを覚えている。
でも私が麻友に惹かれたのはクウォーター云々じゃなくて麻友の「どんな人にも優しく接する」人間性だった。
麻友がお会計を済ませると2人でお店を出て3階のゲームセンターに向かった。
=午後3時=
ゲームセンターで陽・芽衣・理桜の3人を見つけると芽衣と理桜はそれぞれ好きなアニメのキャラクターのぬいぐるみを嬉しそうに両手で抱っこしていた。
久しぶりに見る2人の嬉しそうな顔に私も顔がほころんでいた。
「これどうしたの?」と私が聞くと芽衣が嬉しそうに言った。
「お兄ちゃんが取ってくれたの!」
「えっ陽が?!」
続いて理桜が「お兄ちゃん凄いんだよ!!」と目を輝かせて言った。
陽の手には大きな袋があった中にはクレーンゲームで取った大きなお菓子の箱が2つ入っていた。
麻友もこれには驚いたらしく「これ全部取ったの?!凄ーい!陽君UFOキャッチャー得意なんだね!」と興奮気味に言うと陽は褒められる事に慣れていないのか耳を真っ赤にしながら恥ずかしそうな素振りをした。
「凄いね~陽!こんな特技が有るなんて知らなかったよ」と私が言うと陽は
「べっべつに、これぐらい普通だよ」と冷めたフリをしていたが嬉しそうなのがバレバレで、それが可笑しくて麻友と目を見合わせると2人で笑ってしまった。
この時・・久しぶりに陽の事を可愛いと思った。
その後、皆で一階のドーナツチェーン店に入って麻友と初めてお茶をした。
この日は皆が笑顔になれた最高の一日だった。
お店に入って一時間ほど悩んで麻友は一番最初に手に取ったパステルカラーの黄色い花柄のノースリーブワンピに決めた。麻友は何を着ても似合うけど、今回買ったワンピースを着ると更に可愛く見えた。
麻友は元々地毛が茶色でいつも長い髪を綺麗に巻いていて顔も少し日本人離れしていた。
実は麻友はお祖父ちゃんがドイツ人のクウォーターである。
その事が分かったのは、友達になったその日に麻友が自分から告白した事で判明したのだった。
私はそれに納得したような驚いたような、とにかく最初はびっくりしたのを覚えている。
でも私が麻友に惹かれたのはクウォーター云々じゃなくて麻友の「どんな人にも優しく接する」人間性だった。
麻友がお会計を済ませると2人でお店を出て3階のゲームセンターに向かった。
=午後3時=
ゲームセンターで陽・芽衣・理桜の3人を見つけると芽衣と理桜はそれぞれ好きなアニメのキャラクターのぬいぐるみを嬉しそうに両手で抱っこしていた。
久しぶりに見る2人の嬉しそうな顔に私も顔がほころんでいた。
「これどうしたの?」と私が聞くと芽衣が嬉しそうに言った。
「お兄ちゃんが取ってくれたの!」
「えっ陽が?!」
続いて理桜が「お兄ちゃん凄いんだよ!!」と目を輝かせて言った。
陽の手には大きな袋があった中にはクレーンゲームで取った大きなお菓子の箱が2つ入っていた。
麻友もこれには驚いたらしく「これ全部取ったの?!凄ーい!陽君UFOキャッチャー得意なんだね!」と興奮気味に言うと陽は褒められる事に慣れていないのか耳を真っ赤にしながら恥ずかしそうな素振りをした。
「凄いね~陽!こんな特技が有るなんて知らなかったよ」と私が言うと陽は
「べっべつに、これぐらい普通だよ」と冷めたフリをしていたが嬉しそうなのがバレバレで、それが可笑しくて麻友と目を見合わせると2人で笑ってしまった。
この時・・久しぶりに陽の事を可愛いと思った。
その後、皆で一階のドーナツチェーン店に入って麻友と初めてお茶をした。
この日は皆が笑顔になれた最高の一日だった。