君とカフェで会えたら
スーパーに着くと湊先輩が口を開いた。
「可鈴ちゃん・・今日は本当にありがとう」
「いっいいえ!こちらこそ・・ありがとうございました、麻友も凄く喜んでましたし私も麻友とヒロ先輩の2人を見て幸せで・・こんなに癒されたのって本当に久しぶりと言うか・・」
「そっか・・良かった」
何故だろう・・・?この時、先輩がもの凄く寂しそうな表情(かお)をして私を見つめていた。
「先輩・・どうしたんですか?」
「ん?うん・・いや別に何でもないんだ、俺もヒロの恋が叶って嬉しいよ。」
(嬉しそうにはとても見えない・・それよりも切ない顔をして悲しそうな先輩を見たら何だか・・私まで悲しくなるよ)
気付いたら私は先輩の手を両手で掴んでいたらしい。
先輩は一瞬驚いたけどすぐに
「可鈴ちゃん?」と言いながら優しい瞳で見つめてきた。
「先輩・・出来る事なら私も先輩の力になりたいです・・先輩が何かに悩んだり困ったりした時はどんな小さな事でも力になりたいし、先輩が元気になるならどんな事だって出来ます!」
「可鈴ちゃん・・」
「私・・好きなんです」
「え?」
「先輩の笑顔・・それに湊先輩には笑顔が一番似合うし、先輩が笑顔でいてくれると私も嬉しいんです」
「ありがとう・・そんな風に言ってくれたの可鈴ちゃんが初めてだよ・・」
「先輩・・・」
(先輩がこんな悲しそうな顔するから・・一番聞きたくて一番確認したくない事を結局聞くことが出来なかった。)
その頃・・・麻友とヒロ先輩は・・。
=可鈴と健吾が帰った後=
2人が居なくなり急に静かになり少々気まずいムードが流れたが大輝が口を開いて沈黙を破った。
「あ・・じゃあ俺送ってく」
「そっそんな悪いですよ・・私は大丈夫なので」
「何言ってんだよこんな暗くなってんのに女子一人で帰るなんて危ないだろ?それに・・女子一人で帰すほどヘタレじゃないぞ俺は」
「っぷヘタレって・・」
「あー・・今日さーマジで来てくれてありがとうな!」
「いえっこちらこそ誘ってくれてありがとうございました!」
「いやーでも俺、超テンパってたからめちゃくちゃカッコ悪かったと思うけど・・」
すると麻友は急に立ち止って言った。
「カッコ悪いなんて思った事ないです!」
「え?・・」
「あのっ先輩さえ良ければ!・・また!・・また誘ってください!」
「え?!・・い、いいのか?」
「私・・本当はずっと・・・先輩と話したかったんです」
「俺も・・ずっと三咲と話したかった・・三咲の事もっといっぱい知りたいし今よりもう少し俺に余裕が出来たら・・こっ今度はふ、2人だけで映画でも何でも行きたいって思うし・・あっ勿論!三咲が良ければなんだけど・・」
「ほ、本当ですか?」
「・・・・・」大輝は緊張して下を向いた。
すると麻友は満面の笑みでこう言った。
「嬉しい・・私っ今度は2人で来たいです映画!今度は先輩が観たいやつ・・2人で観たいです」
「えっ?!マ、マジで?!や・・やった~!!」
その後2人は連絡先を交換し今日の事を振り返りながら話して歩いた。
「可鈴ちゃん・・今日は本当にありがとう」
「いっいいえ!こちらこそ・・ありがとうございました、麻友も凄く喜んでましたし私も麻友とヒロ先輩の2人を見て幸せで・・こんなに癒されたのって本当に久しぶりと言うか・・」
「そっか・・良かった」
何故だろう・・・?この時、先輩がもの凄く寂しそうな表情(かお)をして私を見つめていた。
「先輩・・どうしたんですか?」
「ん?うん・・いや別に何でもないんだ、俺もヒロの恋が叶って嬉しいよ。」
(嬉しそうにはとても見えない・・それよりも切ない顔をして悲しそうな先輩を見たら何だか・・私まで悲しくなるよ)
気付いたら私は先輩の手を両手で掴んでいたらしい。
先輩は一瞬驚いたけどすぐに
「可鈴ちゃん?」と言いながら優しい瞳で見つめてきた。
「先輩・・出来る事なら私も先輩の力になりたいです・・先輩が何かに悩んだり困ったりした時はどんな小さな事でも力になりたいし、先輩が元気になるならどんな事だって出来ます!」
「可鈴ちゃん・・」
「私・・好きなんです」
「え?」
「先輩の笑顔・・それに湊先輩には笑顔が一番似合うし、先輩が笑顔でいてくれると私も嬉しいんです」
「ありがとう・・そんな風に言ってくれたの可鈴ちゃんが初めてだよ・・」
「先輩・・・」
(先輩がこんな悲しそうな顔するから・・一番聞きたくて一番確認したくない事を結局聞くことが出来なかった。)
その頃・・・麻友とヒロ先輩は・・。
=可鈴と健吾が帰った後=
2人が居なくなり急に静かになり少々気まずいムードが流れたが大輝が口を開いて沈黙を破った。
「あ・・じゃあ俺送ってく」
「そっそんな悪いですよ・・私は大丈夫なので」
「何言ってんだよこんな暗くなってんのに女子一人で帰るなんて危ないだろ?それに・・女子一人で帰すほどヘタレじゃないぞ俺は」
「っぷヘタレって・・」
「あー・・今日さーマジで来てくれてありがとうな!」
「いえっこちらこそ誘ってくれてありがとうございました!」
「いやーでも俺、超テンパってたからめちゃくちゃカッコ悪かったと思うけど・・」
すると麻友は急に立ち止って言った。
「カッコ悪いなんて思った事ないです!」
「え?・・」
「あのっ先輩さえ良ければ!・・また!・・また誘ってください!」
「え?!・・い、いいのか?」
「私・・本当はずっと・・・先輩と話したかったんです」
「俺も・・ずっと三咲と話したかった・・三咲の事もっといっぱい知りたいし今よりもう少し俺に余裕が出来たら・・こっ今度はふ、2人だけで映画でも何でも行きたいって思うし・・あっ勿論!三咲が良ければなんだけど・・」
「ほ、本当ですか?」
「・・・・・」大輝は緊張して下を向いた。
すると麻友は満面の笑みでこう言った。
「嬉しい・・私っ今度は2人で来たいです映画!今度は先輩が観たいやつ・・2人で観たいです」
「えっ?!マ、マジで?!や・・やった~!!」
その後2人は連絡先を交換し今日の事を振り返りながら話して歩いた。