君とカフェで会えたら
先輩と喜びを分かち合った後、団地の前の公園のブランコに座り麻友に電話をかけた。
2回コールした後麻友の声が聞こえてきた
麻友〔可鈴おつかれ〜〕
可鈴〔麻友···〕
麻友〔あれっ?何かテンション低い?〕
可鈴〔麻友···〕
麻友が耳をそばだてたタイミングで元気よく言った
可鈴〔おめでとう〜!!!!〕
麻友〔···ビックリしたぁ〜もぉ〜!〕
可鈴〔ごめんごめん、今まで嬉しくて叫びたいの我慢してたからつい爆発しちゃった!麻友本当におめでとう!!メール見て本っ当に驚いたんだよ!?でもそれ以上に本当に嬉しすぎて失神するかと思った!!〕
麻友〔もぉ〜大袈裟なんだから〜〕
可鈴〔いや、私にとったら相当嬉しいニュースだよ!?大好きな親友の恋が実るってこんなに嬉しいんだなぁ〜って〕
麻友〔可鈴···ありがとう〕
可鈴〔どうしたの?!麻友!もしかして泣いてる?〕
麻友〔うんっ泣いてるよー可鈴のせいで〕
鼻をすする音が携帯から聞こえてきた
可鈴〔うわ〜私本格的に岡田先輩から怒られちゃうじゃん!〕
麻友〔もーからかわないでよ〜〕
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