君とカフェで会えたら
=とある日曜日・愛莉の家=
この日、健吾は愛莉に呼び出され愛莉のアパートに来ていた。
愛莉は大学進学を機にアパートを借りて一人暮らしをしていた。
ドアを開けて出てきた愛莉の顔色を見た健吾はすぐに気付いた。
愛莉「健吾〜会いたかった♡ さっ入って入って!」
健吾「お邪魔します!あれ?愛莉··何か顔色悪くない?疲れてる?···」
愛莉「んー?··やっぱ健吾にはバレちゃうか···最近撮影が立て込んでて··昨日帰ってきたのも朝4時で昨日は朝11時から別の雑誌のインタビュー入ってたから寝れてなくて···」

健吾は心配そうに言った。
「じゃあ少し寝てろよ··その間に晩ご飯作っとくから···」
愛莉「えーっせっかく健吾と会えたのに寝るなんてやだー健吾の顔見てたい!」
健吾「だーめ!」
愛莉「何か健吾お母さんみたい」
健吾「ほら冗談はいいから早く横になって休んでな!」
愛莉「う〜ん··じゃあお姫様抱っこしてベッドまで連れてってよ」
健吾「愛莉もしかして呑んでる?」
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