好きって気づいた
ヒロインは必ず遅刻


神「うが~!遅刻アル‼」


学校のHRが始まるのは
8時50分


それなのに私が起きたのは
10時20分で完全遅刻。


急いでおおざっぱに支度を整えるが
だからといって朝食は
きちんと食べてから家を出た。



家からはそんなに遠くなく
走れば15分で着くが
今日はもうスピード
5分で着く。楽勝ネ‼


でも遅刻は遅刻。


神「銀ちゃんに怒られるアル~‼」


無我夢中で走りつづけた。














学校に着くも急いで校舎に向かい
下駄箱から上履きを取り出す


靴を入れてからまた走り出し
階段を上っていった。



上まで上がると目の前には
丁度すれ違いに降りようとする
校長ことハタ校長がいて
廊下は走るなと言ってきた


神「遅刻アル!!許せよバカ」


ハタ「え、今バカって言った?
ねぇバカって言ったよね?」


騒いでるハタ…バカを無視して
廊下を走っているとようやく
ゴール地点である
3ーZの教室が見えてきた



私は豪快に教室を開けた






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