好きって気づいた


神「ん。」


沖「どんな風のふきまわしでィ。」


神「さっきイスから落ちた時助けてくれただろ
その時のお礼アル。




…ありがとう」




そう言って渡すとサドは少し驚いた
素振りを見せたけど、すぐにいつもの
ポーカーフェイスに戻り



沖「サンキュー」


と言って受け取った



沖「ん?
練り飴じゃねぇか。
チャイナ好きなのか?」



神「酢昆布の次に好きアル!
私のオススメネ‼」


沖「フーン
…じゃぁ半分する?」


神「え、いいアルか?」



沖「割りばしで半分すれば
チャイナも食えるだろィ」


神「いるネ‼」



自分の分も買ったけど…まぁいっか!



私の声を聞いてサドは袋から取りだし
私に割りばしを持たせて飴の入った袋を
開け、付け始めた



神「私が練ってもいいアルか?
これも1つのお礼ネ‼」



沖「別にいいでさぁ。
ちゃんと半分にしろよ」



わかってると言ってから
物凄いスピードで回していく


回すこと30秒


神「出来たアル!!」



サドに半分渡すと驚いた顔をしている
フっフっフ、これは見た事ないアルな?



沖「驚きでさぁ。
緑色だったのがほとんど
白色になってらぁ」


神「綺麗だろ!」



沖「こんな楽しみ方もあるのか
今度俺もやってみまさぁ」


神「サドに出来るアルか?
疲れて途中で止めちゃうのが
目に見えてるネ」



ニヤリと笑い練り飴を食べているとサドも
「楽勝」と言い食べ始めた。



.

< 12 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop