好きって気づいた
バカでも風邪はつきもの


──次の日──


~沖田Side~



今日もまた1日始まる


隣の席を見るとチャイナはいない

また遅刻かと思い空を見上げる
アイツも人の事言えねぇな。




ボーッと考えていると教室の扉を開いた


チャイナかと思って扉の方に顔を向けると
片手にジャンプと口には白い棒のような物を
加えている銀八が入ってきた



なんだ…って何俺期待してんだか



別にアイツの事何とも思ってねぇし




銀八が教卓の前に立ち号令と合図をする



土「きりーつ、礼。」


生徒「おはようございます」


土「着席」


今日の日直は土方さんらしい
銀八に言われ号令をかけた
もう一人の日直は桂か


銀「それじゃぁLHR始めるぞ」


いつも思ってたけどHRじゃねぇのか
何だLってロングシュートの略か


めんどくさいから聞きはしねぇが
ずっとだとさすがに気になる


銀「まずは出席をとるぞ」



銀八は出席簿を開いて次々と名前を呼ばれる

銀「沖田総悟」


沖「へい」


銀「ヅラ」


桂「先生桂です」



どっちでも一緒だろと桂の言葉をシカトして
名前を呼んでいく


ん?つうか俺の次ってチャイナだよな



妙「先生、神楽ちゃんは
どうしたんですか?」


志村姉も気づいたのか銀八に聞くと


銀「神楽は休みだ」


え、まぢかよ



銀「昨日の夜風呂から出た後髪乾かさないで
コタツで寝ちまったんだと。
そしたら見事に熱出したから休むって
さっき電話があったんだよ」



何やってんだアイツは


銀「ったく昨日今日で面倒かけやがって」



昨日帰ってたときは元気だったのに



.













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