好きって気づいた
銀「そうそう、今日の帰りに大串くん
神楽にプリント渡してこい」
はっ?
土「何で俺なんだよ」
銀「お前日直だろ?
どうせズラは神楽ん家しらねぇし
お前知ってるんだから届けに
行ってやれよ」
土「チッしょうがねぇな」
めんどくさそうに頷く土方
ってか何でアイツがチャイナん家知ってんだよ
土方のくせにチャイナん家行った事あるのか?
別に俺には関係ねぇけど
何でこんなにイラつくんだ?
銀「それじゃぁ話はこれで終わりだ
日直号令よろしく」
土「きりーつ、礼。」
「ありがとうございました」
いつの間にか出席も話も終わっていたのか
号令がかけられる
銀八は廊下を出て行くが何で
ジャンプ持ってきたんだ?疑問に思いながらも
チャイナの事が気になりすぐそれも忘れた
10分の休み時間ボーッとしていると
近藤さんが俺の席に来た
近「どうした総悟。
お前ずっとボーッとしているな」
気づいてたのか近藤さん
沖「眠いだけでさぁ」
近「お前らしいな
それにしても総悟は最近
遅刻しなくなったな。偉いじゃないか」
そうですかィ?と返して考えてみる。
言われてみれば最近はちゃんと来てるような
そうだと笑顔で返す近藤さん。
そのやりとりにアイツが入ってくる
土「その割には部活はサボってるけどな」
出やがった
沖「そうでしたっけ?
しょうがないんでィ。最近は
忙しいんでさぁ」
油を売ってるお前のどこが忙しいんだと言ってくる土方。本当めんどくせぇ
近「今月は大会があるから
そろそろ部活に顔出せよ」
近藤さんは笑いながら俺の頭にポンッと
手を乗せた。近藤さん、俺を子供扱い
しないでくだせぇ
しばらく話していると授業開始の余令が鳴る
近藤さんと土方はそれぞれの机に戻り
教科書を取り出している
俺はと言うとしばらく空を見上げ
机に顔を伏せて寝た
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