好きって気づいた
そうだっけと笑いながら返す近藤さん
ったくこの人は
ってことは土方も部屋に
入ったわけではないようだ
何故か安心する
近「どうした総悟」
沖「いや、何でもないでさぁ」
さて、この後どうするかな
どうせ教室にいてもつまんねぇし
土方はうるせぇし
土「おい今何か言ったか?」
声に出てたらしい
耳はいいみてぇでさぁ
沖「何も言ってやせんよ」
まぁもうする事は決まってるけどな
沖「近藤さん、何か具合悪いんで
早退しまさぁ
銀八に言っといてくだせぇ」
近「おいおい大丈夫か?
チャイナさんの風邪でも移ったのか」
沖「いない相手からどう移るんでさぁ」
土「まさか総悟チャイナに
会いに行くのか」
さすが土方さんよく分かりやしたね
って今喋ってたからか
沖「んなわけないでさぁ
土方さんに移されたんでぃ
家で寝てますよ」
俺は風邪なんか引いてねぇ‼とまぁ
元気が良すぎでィ
土方が熱出せば良かったんでィ
土方をほっといて近藤さん向き直ると
早く元気になれよと手を振ってきた
近藤さん嘘ついてすいやせん
明日こそ部活もちゃんとでまさぁ
軽く手を振り鞄を持って教室を出た
あの人はどこでさぁ
近藤さん達にチャイナの家の場所を
聞けなかったから代わりにあの人に
聞きに探している
教室にも廊下にもいない
もうすぐ授業が始まるのに
どこに言ったんでさぁ
しばらく探しても見当たらない
しょうがねぇ、勘でチャイナん家探すか
諦めて昇降口へ向かった
見つけた
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