好きって気づいた


あれから銀ちゃんは渋々職員室へ向かい
私はと言うとまだサドとメンチ切っていた


マヨと言えば銀ちゃんに
文句を言いに行こうとしたが
ゴリこと風紀委員の近藤に
停められていた。

ゴリはジミー(山崎退)にトイレ掃除を
手伝ってやれと言われ
何故かとばっちりを受けていた。


ゴリは剣道部の部長でもあるから
副部長のマヨ二人が抜けるのは
あまり良くないらしい


だからジミーだった。





───お昼休み───





午前中の授業を終え、私は
姉御と九ちゃんに呼ばれ
鞄から人のよりデカイお弁当を取りだし
姉御の方へと向かった


屋上へ向かうのに教室を出ると入れ違いに
サドとマヨラー、ゴリとジミーに
会ったがサドにべーっと舌を出すと
サドも真似して下を出した


ゴリは姉御を見て近づくも虚しく
私に近づくんじゃねー‼って
蹴り飛ばされた


九ちゃんが心配そうに姉御に言うが
むしろゴリは大丈夫かなと思った
まぁ自業自得だけどな







神「ぐあ~‼
今日はついてない1日アル!!」



屋上に着き一言大声で叫んで
息を思い切り吸い込む



私の心とは裏腹に空は青く
風も丁度よく吹いていて
心地が良かった



真ん中辺りに座り持ってきたお弁当を
それぞれ膝の上に置き蓋を開ける


いただきますと手を合わせ
お弁当を食べ始めた。



妙「神楽ちゃん遅刻したのに
お弁当はしっかり作ってくるなんて
偉いわね」


神「買ってくるよりお弁当の方が
安上がりだし食べたいアル!!」



九「良ければ僕のお弁当を分けたのに
沢山あって毎回食べきれない」


神「本当アルか‼
九ちゃん家のお弁当は豪華で
多いアルもんネ‼
それに美味しいアル!!」



九ちゃんのおかずに比べ
私のおかずは玉子焼きと
タコさんウインナーの2種類。

でもその二つが大好きで全然飽きないのだ


それに姉御と九ちゃんと
おかず交換もできていろんなのが
食べられるアル
私は幸せアル!!












神「ふぁ~ごちそうさまでした‼」


ようやく食べ終わりお弁当箱も
片付けたら少し休憩。


地面に寝転がりゴロゴロすると姉御は
制服が汚れると注意するも
気にしないネとゴロゴロする



姉御がそういえばと思いだし
こちらを向いた



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