幸せそうな顔をみせて【完】
抱き合いながら何度もキスをしながら、身体に感じる怠さが心地よく幸せだと思っていた。触れる肌の気持ちよさに目を閉じていると、私の身体を抱きしめていた逞しい腕が少し緩むと同時に重さを増してくる。
私の身体を抱きしめる副島新は疲れていたのか、いつの間にか目を閉じて…規則的な呼吸の音を響かせていた。熱を出した私を心配させたし、長いシャワーも心配させたし、それに、激しく抱き合った後だから、副島新も限界だったのかもしれない。
安心したのか穏やかな表情を浮かべ、副島新は寝入っていた。
間近に見るその綺麗な顔に少しだけ見惚れてしまったけど、私も昨日は熱を出していたから本調子ではないから、もう少しゆっくりしようと思った。こういう時、もう少しで夜が明けるなら、朝食でも準備するのもアリなんだけど、今はこの温もりを感じていたい。
「おやすみなさい」
時間はもう少しで朝の6時。でも、もう少しだけ…。そう思って私は目を閉じたのだった。起こさないように少し身体を後ろに動かそうとすると、逞しい腕に力が入る。でも、起きている気配はなくて、無意識に腕が動いたと感じだった。閉じていた目を開けると、綺麗な顔が目の前にある。
『寝相が悪くても知らないから』
そんな言葉を心の奥で呟くと私は副島新の胸に抱かれるようにして目を閉じた。眠れないかもしれないと思ったのは一瞬で、私は副島新の鼓動を聞きながら目を閉じた。
私の身体を抱きしめる副島新は疲れていたのか、いつの間にか目を閉じて…規則的な呼吸の音を響かせていた。熱を出した私を心配させたし、長いシャワーも心配させたし、それに、激しく抱き合った後だから、副島新も限界だったのかもしれない。
安心したのか穏やかな表情を浮かべ、副島新は寝入っていた。
間近に見るその綺麗な顔に少しだけ見惚れてしまったけど、私も昨日は熱を出していたから本調子ではないから、もう少しゆっくりしようと思った。こういう時、もう少しで夜が明けるなら、朝食でも準備するのもアリなんだけど、今はこの温もりを感じていたい。
「おやすみなさい」
時間はもう少しで朝の6時。でも、もう少しだけ…。そう思って私は目を閉じたのだった。起こさないように少し身体を後ろに動かそうとすると、逞しい腕に力が入る。でも、起きている気配はなくて、無意識に腕が動いたと感じだった。閉じていた目を開けると、綺麗な顔が目の前にある。
『寝相が悪くても知らないから』
そんな言葉を心の奥で呟くと私は副島新の胸に抱かれるようにして目を閉じた。眠れないかもしれないと思ったのは一瞬で、私は副島新の鼓動を聞きながら目を閉じた。