幸せそうな顔をみせて【完】
いつからこんなに好きになったのだろう。出会ってから今までのことを思い出していた。出会ったのは入社式。私の横に座った副島新を見て、妙に大人びていると思った。それと同時に急に話しかけられて驚いたのを覚えている。
着慣れないスーツを着た私はこれ以上ないくらいに緊張していて、そんな中、急に声を掛けられたのは驚きと同時に嬉しかった。
「同期で、同じ部署だよな。これからよろしく」
たったこれだけの会話から私と副島新の関係は始まった。初めて真正面から副島新の顔を見た時にこんなに綺麗な顔をした男の人をみたのは初めてだと思った。芸能人とか俳優とかはいくらでもいると思うけど、それに負けないくらいに副島新の顔は綺麗だった。
「よろしくお願いします」
「ああ、よろしく」
あの入社式の日から二年と少しが過ぎて…今はこんな風に一緒にベッドに寝ている。あの時はこんな風に恋心を抱き、こうして一緒の時間を過ごすことが来るとは思いもしなかった。人との出会いというのはどこにあるかわからない。それに恋するタイミングも…。
でも、あの時出会ったからこそ、私は恋をしている。
「寝れないのか?」
そんな声に驚いて目を開けると、そこには目を閉じたままの副島新がいる。身動きもせずにいるから、寝ているものだと思っていた。でも、私と同じように寝れない夜を過ごしていたのだろうか?
「起きてたの?」
着慣れないスーツを着た私はこれ以上ないくらいに緊張していて、そんな中、急に声を掛けられたのは驚きと同時に嬉しかった。
「同期で、同じ部署だよな。これからよろしく」
たったこれだけの会話から私と副島新の関係は始まった。初めて真正面から副島新の顔を見た時にこんなに綺麗な顔をした男の人をみたのは初めてだと思った。芸能人とか俳優とかはいくらでもいると思うけど、それに負けないくらいに副島新の顔は綺麗だった。
「よろしくお願いします」
「ああ、よろしく」
あの入社式の日から二年と少しが過ぎて…今はこんな風に一緒にベッドに寝ている。あの時はこんな風に恋心を抱き、こうして一緒の時間を過ごすことが来るとは思いもしなかった。人との出会いというのはどこにあるかわからない。それに恋するタイミングも…。
でも、あの時出会ったからこそ、私は恋をしている。
「寝れないのか?」
そんな声に驚いて目を開けると、そこには目を閉じたままの副島新がいる。身動きもせずにいるから、寝ているものだと思っていた。でも、私と同じように寝れない夜を過ごしていたのだろうか?
「起きてたの?」