謎に親友ぶってくる女の別垢ブログを覗いてみた
あたしと音羽君の低レベルな口論を遮ったのは亜紀の声だった。
「更新されてるよ、ブログ」
マジでか。毎日よくやるよね。でもま、まだ始めたばっかだから当然かな?
『ホント何なの。今日あたしが遊びに誘ってあげたのに来なかったし。こっちはブログのネタのためにわざわざ誘ってるのに、那智に断る権利とかないし』
え、何のこと?
誘われてないんだけどー今日は。こないだは誘われたけどね、捏造乙。そしてあたしに人権はないのか。
っていうかネタのためって言っちゃってるし。ウケるんだけど。
「あ、ちょっと貸して」
「ん」
亜紀の手からスマホを受け取って、こないだのコメント欄を確認する。
あ、きてるじゃん返事。律儀か。
「更新されてるよ、ブログ」
マジでか。毎日よくやるよね。でもま、まだ始めたばっかだから当然かな?
『ホント何なの。今日あたしが遊びに誘ってあげたのに来なかったし。こっちはブログのネタのためにわざわざ誘ってるのに、那智に断る権利とかないし』
え、何のこと?
誘われてないんだけどー今日は。こないだは誘われたけどね、捏造乙。そしてあたしに人権はないのか。
っていうかネタのためって言っちゃってるし。ウケるんだけど。
「あ、ちょっと貸して」
「ん」
亜紀の手からスマホを受け取って、こないだのコメント欄を確認する。
あ、きてるじゃん返事。律儀か。