【続】キミとひとつになれたら






もちろん、噂される事は慣れた。


視線も。



何もかも、慣れた。




ヒソヒソ噂されるのも、学校生活の日常の1つだと思ってる。





「小春ー!次、教室移動だよ」


「うん」



翔くんはみんなの人気者だから、たくさん友達がいる。



なのにいつも、私と一緒にいてくれる。





私を優先してくれる事が、嬉しくもあり、申し訳なくて苦しくもあった。






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