【続】キミとひとつになれたら




俺は上条にイライラしっぱなしだった。


小春にベタベタと。




「小春ちゃーん」


昼休み。

小春と2人でご飯を食べようとしたら、横槍が入った。



「俺も一緒に食べていいよね?今日はデザートにオレンジを持ってきたよ」



小春は少し困った顔をしてる。



「3人で食べようよ。いいよな?翔……」


「……あぁ」



本当は嫌だったけど。
小春を困らせたくないから、渋々頷いた。



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