【続】キミとひとつになれたら
久々の学校はイライラのオンパレード。
「小春ちゃん!ちゃーんと栄養採ってな」
「んんっ」
上条はいきなり、自分の弁当に入ってる海老フライを小春の口に押し込んだ。
「お前っ……」
「どう?上手いか?」
「うん」
「ちゃんとご飯食べて偉いな。良い子良い子」
「子供扱いしないでよっ」
怒ろうとした俺をよそに、楽しそうな2人。
上条は馴れ馴れしく小春の頭を撫でてる。
小春も……嫌そう、ではない。
俺がいない間に随分と仲良くなってんじゃん……。