【続】キミとひとつになれたら




違和感を感じていたのに。


それでも私は気づかないフリをした。



何かが違うと思っても、私はなるべく気にしないようにした。




結局は、怖かったから。


やっと手に入った平穏な日常が壊れてしまう事が、すごく怖かった……。





だけど無情にも、刻一刻と静かに“その時”は迫っていた。




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