【続】キミとひとつになれたら
しかも……。
「う、そっ……嘘っ!!!麻衣っ!!麻衣っ!!!!」
その頭部は、麻衣だった。
ヒラヒラと、私の靴箱から薄ピンク色の便箋が落ちた。
震える手でそれを手に取った。
中には手紙が入っており。
『僕と小春ちゃんの仲を邪魔する
この女はイラナイネ』
と書いてあった。
これは確かに、四ノ宮くんの字。
今朝、麻衣は日直だからと早く学校に行った。
きっと登校中に四ノ宮くんに……。