【続】キミとひとつになれたら






それからどうなったのかは、あまり覚えてない。



警察が来て。
いろいろ事情を聞かれた。
けど、ほとんど何も答えられなかった。





「小春……」


翔くんの声でさえ、耳に入ってこなかった。



とにかく放心状態だった。






何も手につかなくて、私は数日間、学校を欠席した。


吐き気がしてご飯もまともに食べれなかった。





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