【続】キミとひとつになれたら
そうだよ。
気分転換のために来たんだもん。
楽しまなきゃ……。
―ガチャ
「おーい!おふたりさーん!」
何の予告もなしに、上条くんが部屋に入ってきて、私達は慌てて離れた。
「おっと。邪魔、したかな?」
「そうだなー。おもいっきり邪魔したな」
「ごめんごめん!ところでさ、川に遊びに行かない?この近くにあるんだけど。水も綺麗だし、みんなで水遊びやらね?」
「おぉ。そうだな」
私達は別荘を出て、森の中を少し歩いて、川へ遊びに行った。
のどかな森の中。
川を流れる水はとても綺麗で、靴を脱いで早速足を入れた。