【続】キミとひとつになれたら
翔くん、早く戻ってこないかな……。
カーテンを少し開けて窓の外を見た。
その時だった。
―ガッシャーン
「きゃあああっ……!!!」
大きな音がした。
ガラスが割れる音。
そして……悲鳴。
今のは、凛花ちゃんの声だ……!!!
「凛花ちゃんっ……!!!」
急いでお風呂場に向った。
お願い……。
どうか……どうか、何も起こらないでっ……!!
もう、私のせいで人が死ぬのは嫌。