バドミン豚(トン)とミニワンピ




「もしもさ………」






先輩はバドミントンの羽、シャトルを
持ってわたしに話しかけてきた。




「相手が打ったシャトルがさ………
コースから出るかわからない微妙な位置でさ、体は疲れてたらそのシャトルを打ちにいく?」」






シャトルがコースアウトしたら
相手の失点になる。

でもこの場合………






わたしは変な事言う人だなーって
思って答えた。

「ハハハ……出てるかもしれないんだもん。点数に余裕があったらいかないです。疲れるだけですから」











「そっか…………」




先輩は何を納得したのか
そのまま練習に戻った。








変な人……………





それが先輩の第一印象だったの。







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