ナナ色Heart
「そっかー……。不良の彼は天才ダンサーだったわけだ」
学校に着いて、あたしが真央にさっきの出来事を話すと、真央は眉をあげた。
「気を付けろって、どういう意味なのかな」
「うーん……そりゃ、言葉通りの意味だろーけど……とにかく、物騒なのは確かだし、夜の独り歩きは、やめといた方がいいかもね」
「うん……」
「ねえ、山内君に相談してみたら?」
真央の言葉に思わずビクッとしちゃった。
「む、無理だよ、だって、ただでさえ玲哉君の件に巻き込んじゃって、怪我させちゃったし……」
あたしは、暫くしてからポツンと呟いた。
「山内君は、あたしの事、多分嫌いだと思うんだよね」
……あたしは、好きなんだけどなー……。
学校に着いて、あたしが真央にさっきの出来事を話すと、真央は眉をあげた。
「気を付けろって、どういう意味なのかな」
「うーん……そりゃ、言葉通りの意味だろーけど……とにかく、物騒なのは確かだし、夜の独り歩きは、やめといた方がいいかもね」
「うん……」
「ねえ、山内君に相談してみたら?」
真央の言葉に思わずビクッとしちゃった。
「む、無理だよ、だって、ただでさえ玲哉君の件に巻き込んじゃって、怪我させちゃったし……」
あたしは、暫くしてからポツンと呟いた。
「山内君は、あたしの事、多分嫌いだと思うんだよね」
……あたしは、好きなんだけどなー……。