ナナ色Heart
だから、分かんないよ、男の子のそーゆー心理は……。
「ズバリ、有紗か蟻さんか知らんが、その美人が仕組んだ罠だね」
「えっ」
「もしかしたら昨日、山内君はスマホを忘れて登校したのかもよ。だから、一緒に帰れないことを、直接言いに来た。
一方、美人の有紗は、何らかの理由で山内君の家にいて、彼のスマホを操作し、なりかわってナナに食料調達をラインで頼んだ。
で、ナナが姿を現すのを、今か今かと待ち続け、耳をひたすらダンボのように大きくしてたってわけ」
ほうほう。
「些細な物音も聞き逃すまいとしていた美人の有紗は、絶妙なタイミングで山内君に抱き付き、彼は慌てて引き離そうと、彼女の体に腕を回す!」
ほう!
「そこに、有紗とは違い、打算的センスゼロのナナが登場、そしてふたりを目撃!
山内君は、来る筈ないと思ってたナナを見て大きく動揺!
……てな感じなんじゃないかな?」
「ズバリ、有紗か蟻さんか知らんが、その美人が仕組んだ罠だね」
「えっ」
「もしかしたら昨日、山内君はスマホを忘れて登校したのかもよ。だから、一緒に帰れないことを、直接言いに来た。
一方、美人の有紗は、何らかの理由で山内君の家にいて、彼のスマホを操作し、なりかわってナナに食料調達をラインで頼んだ。
で、ナナが姿を現すのを、今か今かと待ち続け、耳をひたすらダンボのように大きくしてたってわけ」
ほうほう。
「些細な物音も聞き逃すまいとしていた美人の有紗は、絶妙なタイミングで山内君に抱き付き、彼は慌てて引き離そうと、彼女の体に腕を回す!」
ほう!
「そこに、有紗とは違い、打算的センスゼロのナナが登場、そしてふたりを目撃!
山内君は、来る筈ないと思ってたナナを見て大きく動揺!
……てな感じなんじゃないかな?」