ナナ色Heart
真央は続けた。
「彼にしたら、有紗の件で、あんたを傷つけちゃった罪悪感と、今この状態で俺様気質を発揮して、あんたに愛想をつかされるのを避けたいんじゃない?可愛いじゃん」
ほぉ……そうなのかー。
「まあ、今はぎこちないのも、仕方ないんじゃない?暫く様子みなよ」
あたしはコクリと頷いた。
早く前みたいになりたい。
前みたいな、自然な山内君がいい。
あたしはそう思いながら山内君の顔を思い浮かべて頬杖をついた。
あ、そう言えば……。
休み時間になって、あたしはママからラインがきていたのを思い出して、スマホを見ていた。
すると、
「ナナ」
「彼にしたら、有紗の件で、あんたを傷つけちゃった罪悪感と、今この状態で俺様気質を発揮して、あんたに愛想をつかされるのを避けたいんじゃない?可愛いじゃん」
ほぉ……そうなのかー。
「まあ、今はぎこちないのも、仕方ないんじゃない?暫く様子みなよ」
あたしはコクリと頷いた。
早く前みたいになりたい。
前みたいな、自然な山内君がいい。
あたしはそう思いながら山内君の顔を思い浮かべて頬杖をついた。
あ、そう言えば……。
休み時間になって、あたしはママからラインがきていたのを思い出して、スマホを見ていた。
すると、
「ナナ」