ナナ色Heart
第7章
心が向かう先
真朝さんのお葬式は、お父さんの妹夫婦のお住まいである、隣の県で厳かに行われたらしい。
あたしはしばらくの間、真朝さんの事を考えると辛かった。
どうかするとすぐに涙が溢れ、無力な自分がどうしようもなく情けなく思えた。
それが徐々に落ち着いてきた頃、玲哉君からラインが入った。
彼は、真朝さんを失った悲しみに沈んでいたけど、一生懸命前に向かって生きているみたいだった。
ダンスレッスン、筋トレ、それに、休みがちだった学校にもしっかり通ってるみたいだった。
ラインの文章の最後は、こう締めくくってあった。
『二宮。お前と出会えて本当に良かった。傷つけたこと、本当にごめん。そして、許してくれた上に友達になってくれてありがとう。俺、真剣にダンスの道へ進むよ。だからお前も、前に進んで欲しい。いつか会える日を楽しみにしてる。 城田玲哉』
あたしも、進もう。
シンプルだけどそう思ったの。
あたしはしばらくの間、真朝さんの事を考えると辛かった。
どうかするとすぐに涙が溢れ、無力な自分がどうしようもなく情けなく思えた。
それが徐々に落ち着いてきた頃、玲哉君からラインが入った。
彼は、真朝さんを失った悲しみに沈んでいたけど、一生懸命前に向かって生きているみたいだった。
ダンスレッスン、筋トレ、それに、休みがちだった学校にもしっかり通ってるみたいだった。
ラインの文章の最後は、こう締めくくってあった。
『二宮。お前と出会えて本当に良かった。傷つけたこと、本当にごめん。そして、許してくれた上に友達になってくれてありがとう。俺、真剣にダンスの道へ進むよ。だからお前も、前に進んで欲しい。いつか会える日を楽しみにしてる。 城田玲哉』
あたしも、進もう。
シンプルだけどそう思ったの。