ナナ色Heart
あちこちで、歓声や溜め息が入り乱れる。
「あー、私、A班だ。ナナは?」
「あたし、D班」
真央は残念そうに言った。
「残念、場所も結構はなれちゃったねー」
その時、
「真央!」
新谷先輩だ。
「圭介」
け、け、け、圭介!
いや、真央の彼氏だし、いーんだけれども!
新谷先輩は、あたしにフワリと微笑んでから、真央に向き直った。
「真央は、何班?」
「私、A班」
「あー、私、A班だ。ナナは?」
「あたし、D班」
真央は残念そうに言った。
「残念、場所も結構はなれちゃったねー」
その時、
「真央!」
新谷先輩だ。
「圭介」
け、け、け、圭介!
いや、真央の彼氏だし、いーんだけれども!
新谷先輩は、あたしにフワリと微笑んでから、真央に向き直った。
「真央は、何班?」
「私、A班」