ナナ色Heart
「二宮は、包丁持って。俺が野菜運ぶから」
「米村先輩、あたしが野菜を運びます。だって、今日は三出会ですから」
「いいって。野菜、結構重いし」
「あたし、力強いですよー」
「じゃあ、後で腕相撲しよ」
「さすがに、男子には勝てませんけどー」
米村先輩とあたしは、野菜を調理場まで運び、二人で洗い、切る作業に入った。
正直、山内君の事が凄く気になってたけど、米村先輩のお陰で、あたしはしばらくの間、笑顔でいられたんだよね。
バーベキューは、凄く美味しかった。
……山内君があの三年生女子とイチャイチャしてなきゃ、もっと美味しかったんだけど!
あたしがD班で、山内君はF班。
その間にはE班がいるから、あたし達は距離的には離れていた。
「米村先輩、あたしが野菜を運びます。だって、今日は三出会ですから」
「いいって。野菜、結構重いし」
「あたし、力強いですよー」
「じゃあ、後で腕相撲しよ」
「さすがに、男子には勝てませんけどー」
米村先輩とあたしは、野菜を調理場まで運び、二人で洗い、切る作業に入った。
正直、山内君の事が凄く気になってたけど、米村先輩のお陰で、あたしはしばらくの間、笑顔でいられたんだよね。
バーベキューは、凄く美味しかった。
……山内君があの三年生女子とイチャイチャしてなきゃ、もっと美味しかったんだけど!
あたしがD班で、山内君はF班。
その間にはE班がいるから、あたし達は距離的には離れていた。