ナナ色Heart
ちゃんと、言わなきゃダメだ。
女の子だからって、いつもいつも受け身でいたらダメだよね。
あたしは蓮が好きだ。
蓮に、恋をしている。
恋を一緒にしたい、蓮と。
彼の一番近くにいるのは、あたしじゃきゃ、嫌だ!
「蓮、あたしね」
彼は唇を引き結んで真っ直ぐにあたしを見た。
「ん?」
バクバクと心臓が音をたてる。
息が、苦しい。
あたしは、大きく深呼吸してから、ハッキリとした声で言った。
女の子だからって、いつもいつも受け身でいたらダメだよね。
あたしは蓮が好きだ。
蓮に、恋をしている。
恋を一緒にしたい、蓮と。
彼の一番近くにいるのは、あたしじゃきゃ、嫌だ!
「蓮、あたしね」
彼は唇を引き結んで真っ直ぐにあたしを見た。
「ん?」
バクバクと心臓が音をたてる。
息が、苦しい。
あたしは、大きく深呼吸してから、ハッキリとした声で言った。