ナナ色Heart
「家じゃ、なくて?」
「俺の部屋集合。
……意味、分かる?」
たちまち顔を真っ赤にして、困ったように俺を見上げるナナ。
「蓮ってば先週も、ラブストーリー観てた時、急に……」
俺は少し笑った。
「あれは、お前が悪い。
俺の嫁さんになりたい、なんて可愛いこと言うから、我慢できなくなった」
「…だって、あのお話の花嫁さんが、凄く素敵で………」
「先週の埋め合わせするから。
ナナが観たいって言ってたDVD、借りてきてるんだ。
けど、その前に……俺の部屋集合。な?」
「……」
真っ赤な顔で俯いたナナを見ながら、俺は彩さんに電話をかけて、了承を得た。
「俺の部屋集合。
……意味、分かる?」
たちまち顔を真っ赤にして、困ったように俺を見上げるナナ。
「蓮ってば先週も、ラブストーリー観てた時、急に……」
俺は少し笑った。
「あれは、お前が悪い。
俺の嫁さんになりたい、なんて可愛いこと言うから、我慢できなくなった」
「…だって、あのお話の花嫁さんが、凄く素敵で………」
「先週の埋め合わせするから。
ナナが観たいって言ってたDVD、借りてきてるんだ。
けど、その前に……俺の部屋集合。な?」
「……」
真っ赤な顔で俯いたナナを見ながら、俺は彩さんに電話をかけて、了承を得た。