ナナ色Heart
いやいや、彼はあたしをなんとも思ってないとゆーか、むしろ、忌々しい存在と位置付けてるだろーから……。
……よく考えると、あたしの恋って、絶望的だよね。
普通、自分をホウキで叩きのめした女を好きになる男なんていないでしょ。
山内君も例外ではないようで、事ある毎に、
「ボケ!」
を会話の最後につけてるし。
だめだわ、完全に撃沈だ。
……てことは、怪我が完治した暁には、
『ようやく、お前にぶっ叩かれた怪我が治ったぜ。
今後は二度と俺の前に姿見せんなよ、ボケ!』
なんて、言われたりして……。
うう、怖い。
……よく考えると、あたしの恋って、絶望的だよね。
普通、自分をホウキで叩きのめした女を好きになる男なんていないでしょ。
山内君も例外ではないようで、事ある毎に、
「ボケ!」
を会話の最後につけてるし。
だめだわ、完全に撃沈だ。
……てことは、怪我が完治した暁には、
『ようやく、お前にぶっ叩かれた怪我が治ったぜ。
今後は二度と俺の前に姿見せんなよ、ボケ!』
なんて、言われたりして……。
うう、怖い。