ナナ色Heart
一通りの家事を済ませ、山内君のマンションを出ると、あたしは近所のケーキ屋さんへと足を運んだ。
今日は隼人が来るからケーキを食べようと思って。
隼人は野球をしている。
電車で二駅行ったところにある、野球の名門高校だ。
小学生の頃からリトルリーグで活躍していて、当時から多くの名門高校に声をかけられていた。
名門高校だけあって、本当に部活漬けの毎日らしく、たまに会うとなっても夜しか会えない。
まあ幼馴染みだし、家もお隣で家族ぐるみの付き合いだから、夜にあたし達が行き来しても違和感がないんだよね。
まだ、あるかな、隼人の好きな苺のショートケーキ。
あたしは『ベルジェ』のドアを開けた。
今日は隼人が来るからケーキを食べようと思って。
隼人は野球をしている。
電車で二駅行ったところにある、野球の名門高校だ。
小学生の頃からリトルリーグで活躍していて、当時から多くの名門高校に声をかけられていた。
名門高校だけあって、本当に部活漬けの毎日らしく、たまに会うとなっても夜しか会えない。
まあ幼馴染みだし、家もお隣で家族ぐるみの付き合いだから、夜にあたし達が行き来しても違和感がないんだよね。
まだ、あるかな、隼人の好きな苺のショートケーキ。
あたしは『ベルジェ』のドアを開けた。