ナナ色Heart
「うん、凄く楽しいーっ、隼人のおかげ!」
すると隼人は、あたしの肩をぐっと抱いた。
「よかった」
プロのダンサーのショーが終ると、いよいよアマチュアのダンサー達が登場する。
最初は個人の部で、あたしは次々と出場するダンサー達に釘付けだったの。
だって、みんなレベル高いんだよね。
何人かのダンサーが躍りを披露し、暫くした時、一際客達の歓声が大きくなり、舞台に一人の男の子が現れた。
会場のスクリーンは、今まさに踊ろうとしている彼を大きく捉えている。
俯いたまま、キャップを片手で押さえて目深にかぶり、ポーズを決めた彼は凄く素敵で、会場は一瞬、静まり返った。
直後、音楽が響き渡り、彼の体が弾んだ。
なにこれ……嘘でしょ?!
すると隼人は、あたしの肩をぐっと抱いた。
「よかった」
プロのダンサーのショーが終ると、いよいよアマチュアのダンサー達が登場する。
最初は個人の部で、あたしは次々と出場するダンサー達に釘付けだったの。
だって、みんなレベル高いんだよね。
何人かのダンサーが躍りを披露し、暫くした時、一際客達の歓声が大きくなり、舞台に一人の男の子が現れた。
会場のスクリーンは、今まさに踊ろうとしている彼を大きく捉えている。
俯いたまま、キャップを片手で押さえて目深にかぶり、ポーズを決めた彼は凄く素敵で、会場は一瞬、静まり返った。
直後、音楽が響き渡り、彼の体が弾んだ。
なにこれ……嘘でしょ?!